High“μ”Plate

本製品は、鋼構造物の高力ボルト2面摩擦接合部において、添板側の接触面にアルミ溶射を施すことで従来より高いすべり係数※)を得られることから、高力ボルト継手のコンパクト化を意図して開発しています。
(一財)日本建築総合試験所 建築技術証明[GBRC性能証明 第11-24号 改]2015.03.19取得

※)すべり係数は以下の計算式で求められます。
       μ=F/N µ:すべり係数
                          F:すべり発生時のピーク荷重(kN)
                          N:ボルトの初期導入軸力(kN)

 

特徴

  • 添板のコンパクト化を実現
鋼構造物の高力ボルト継手においてµ=0.7(t≧16)、µ=0.6(t<16)のすべり係数が適用でき、継手形状のコンパクト化が可能になります。
t:添板板厚
  • コスト削減に貢献
添板鋼材費、ボルト孔加工費、高力ボルト費、高力ボルト本締め費などのコスト削減効果があります。また、添板のハンドリング省力化、工期短縮にも期待できます。

実績

アルミ溶射添板 製作重量