品質環境管理

統合方針

  1. 共通事項

    (1)吉川工業株式会社/表面処理・保全事業部溶射工場は、品質・環境の統合マネジメントシステムの構築に伴い、品質・環境方針を定めました。この方針を達成するために、取組事項を具体的かつ明確にした目標を設定し、進捗状況(PDCA)を確認するとともに、妥当性を毎年見直し、統合マネジメントシステムの継続的改善に努めます。

    (2)当工場は、関連する法令、規則、協定その他の要求事項を遵守します。

    (3)統合方針は、教育や社内広報活動を通じ、全工場員に周知するとともに、ホームページ等で広く一般に公表します。

  2. 品質方針

    (1)当工場は、顧客より要求される「技術」「価格」「納期」「サービス」を達成し、長期的な信頼のもと、顧客とともに歩み、共に繁栄することを目指しています。 これを達成するために、第一に、顧客情報の収集(要望を含む)に努め、改善・開発すべき事項を明確化させます。

    (2)第二に、これら顧客要求事項を出来る限り早く改善し、達成します。このため、これら顧客情報は毎月開催される運営会議、技術・品質会議でも報告され、改善内容並びに開発内容を検討し、具体的推進方法を策定します。

    (3)第三に、改善・開発の進捗状況を運営会議、技術・品質会議で確認し、実現に向けて不足する人的資源、設備的資源、その他があればその確保に向けての戦略を策定し、改善・開発課題の実現に向けて最善を尽くします。

  3. 環境方針

    (1)当工場の事業活動である研究開発、営業、製造及び技術サービスが関わる環境側面を常に認識し、環境汚染の予防を推進します。

    (2)当工場の表面処理(改質、再生)を主体とする事業活動が自然環境の保全に資するように最大限の努力を行います。
     ①改質による素材の寿命延長及び再生による部品の再利用を図ることにより、資源、エネルギー消費の削減にさらに寄与できるように、より高度な表面処理技術の改善・開発に努めます。
     ②一般廃棄物、産業廃棄物の発生量削減に努力し、これら廃棄物の厳正な処置を行います。

    (3)工場をあげて、6S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾・整備)を推進し、職場環境の改善に努めます。 本活動により、安全で安心できる職場環境を作り上げ、顧客から信頼される会社として地域社会に貢献します。当工場の管理者の中から、統合マネジメントシステム管理責任者を任命し、必要なプロセスの確立、遂行、維持並びに目標の管理と実施状況のフォローに関する責任と権限を与え、統合マネジメントシステムを推進します。

 

2022年4月1日
吉川工業株式会社 表面処理・保全事業部
溶射工場長 池内 浩司