接触事故防止!作業者接近検知システムが専門紙「物流新時代」に掲載されました

2022.01.03

 2022年1月3日付のトラック実運送業界の専門紙「物流新時代」にて、フォークリフトの労働災害に関する特集が組まれ、接触事故の安全対策事例として当社の「作業者接近検知システム」が紹介されました。
 記事では、厚生労働省発表の「労働災害発生状況」のうち、昨年1月から9月までのフォークリフトによる死傷事故が、前年度と比べ3.6%増の1,355件、うち7割が重機との接触事故であること、また労働安全衛生法や労働安全衛生規則ではフォークリフトに危険防止措置を講じるよう定められており、法令に違反した場合の罰則は「6カ月以下の懲役、または50万円以下の罰金」が科せられるということなどが紹介されています。
 吉川工業は、2013年に重機周辺の作業者の安全を確保するICタグを用いた「作業者接近検知システム」発売して以来、製鉄所や工場、建設現場など日本全国の作業現場の安全性向上に貢献してまいりました。現在、同システムの売上高は発売当初の10倍以上に拡大し、重機を扱う作業現場においてもRFID技術を用いた安全対策が急速に浸透しつつあります。
 吉川工業はこれからも、事業活動を通じて作業現場の安全確保に貢献し、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

※RFID(Radio Frequency Identification):電波(電磁波)を用いて、ICタグの情報を非接触で読み書きする自動認識技術


「作業者接近検知システム」の概要
フォークリフトに作業員が近づくと、瞬時に警報で危険を知らせるRFID技術を活用した安全システムです。作業員は腕やヘルメットにICタグを装着し、このICタグがフォークリフトに取り付けられた検知機から放出される磁界(電波)に反応し、警報が起動します。作業者以外の虫や鳥に反応するといった誤作動がなく、壁や柱、棚など動線上の死角となる箇所での接触事故も防きます。(構成機器:検知機、ICタグ)
製品ページはこちら

お問合せ先
RFソリューション事業部 営業第二室
住所:福岡県北九州市八幡東区尾倉2-1-2
TEL:093-671-8660
Web:お問い合わせフォームはこちら