H形鋼自動ガス切断機の本格稼働に向けて安全祈願を実施

2025.08.22

H形鋼自動ガス切断機の導入に先立ち、関西製鉄所の箱崎部長と河合大形工場長にご列席いただき、安全祈願祭を実施しました。
関係者が一堂に会し、無事故・無災害を祈願しました

この設備は、当社が2016年から自社開発を進めてきた社内初のH形鋼自動切断装置であり、多くの社員の想いと技術が結集した取り組みです。労働安全の確保、省力化、品質の安定といった複合的な課題を解決する、次世代型の自動化設備として期待が寄せられています。

ヤード内に設置されたH形鋼自動ガス切断機

開発の背景には、熟練作業者の高齢化や人手不足、酷暑下での作業負担といった現場の課題がありました。「誰が扱っても、安全・安心・高品質な切断を実現したい」。そんな現場の声を出発点に、設計・製造・運用・の各部門が連携し、プロトタイプ製作、実証実験、改良を重ねてきました。
9年にもわたる試行錯誤の末、ついに本格稼働に向けたスタートラインに立ち、堺支店が第1号機の受け入れ拠点として重要な役割を担います。お客様である日本製鉄からも、現場力を活かした先進的な取り組みとして高い関心と期待が寄せられています。
今後は、社内展開や自動化推進のモデルケースとなるよう、万全の準備を進めていきます。