安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」の2機種を発売

2024.03.28

業界初、既製の安全帯に脱着可能 導入費用を抑制
安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」の2機種を発売
着脱を確認できるエリアが最大4倍拡張、より広域な管理を実現

 吉川工業は、業界初の既製品に脱着可能な安全帯フック着脱確認システムにおいて、着脱の確認範囲を拡張した設定機“ワイド”と耐候性の高い“ロープ”を4月11日に発売します。
 据置型の半径7mのエリアで着脱を検出する従来機に加え、最大検出距離50mのワイド型や最長40mのロープ型を提供し、より自由で広域な安全帯フックの着脱状況管理に寄与します。年間2万件を超える墜落災害の抑止を支援し、人々が安全に働ける環境づくりを目指します。

新ラインアップの“ワイド”と“ロープ”の開発背景
 2022年3月発売以来、安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」は、住宅建設や土木工事、プラントなど高所作業を伴う作業場の安全管理をサポートしてきました。
 その中で、作業現場は広さや長さ、形状といった環境が異なることから、立入区域全体の広域なエリア設定(ワイド)や足場に沿って長くて曲がるエリア設定(ロープ)ができる検出技術を開発し、現場ニーズに適したシステム構築を目指してきました。
 特にワイド型は従来確認エリアを限定していた機能を除外することで、従来比で確認エリアを4倍※1に拡張するとともに、エリア設定機の据付け工数を減らし、円滑なセットアップを実現します。
                      ※1従来機では4台設置して作成していたエリア範囲を1台でカバー

ハーネスアラートの“ワイド”と“ロープ”の特長
ワイド:「広く大きな作業現場で使用したい」というニーズに応える。高所の出入口を通過した先の立入区域で広範囲なエリア設定が可能。検出エリア範囲は従来比4倍まで拡張。住宅施工足場や、橋梁工事足場での使用に適している。
ロープ:被覆材に耐候性が優れた素材を採用した特注品を発売。「高所の作業エリアを長く自由にレイアウトしたい」というニーズに応える。微弱な電流を細長い電線に通す設計により、最長40mの横長な範囲に磁界を発生させる。検出エリアの長さは従来比3倍に拡張でき自由自在なエリア設定が可能。建設現場の張り出し部や開口部での使用に適している。

建設業における墜落・転落災害の状況
 
建設業における労働災害は長期的に減少傾向にあるものの、年間約 300人もの尊い命が亡くなる災害が発生しています。
最多要因の墜落・転落は近年でも減少に転じず※2、抑止の難しさが課題とされています。
 2022年1月、高さ6.75メートルを超える場所での作業を対象に、労働安全を規定する政令等が改正され※3、事業者に対する適正な墜落制止用器具の使用義務の他、作業主任者等による墜落制止用器具の使用状況の監視や機能の点検等の義務が課せられてきました。
                                  ※2 厚生労働省「令和4年労働災害発生状況」
                                  ※3 労働安全衛生法施行令及び労働安全衛生規則

ハーネスアラートの概要
検出方式:電磁波で複数のICタグ情報を自動認識する技術(RFID)を応用。
確認エリア内で安全帯タグが安全帯フック(磁力)の有無を検知することで
使用状況を判定。
構成機器:エリア設定機、ICタグ付きフックホルダー、アンテナ、警告灯 ほか
外形寸法:エリア設定機ロープ型[200×200×100mm]
エリア設定機ワイド型[200×200×100mm(受信警報機)][160×80×55.5mm(ON/OFF設定機)]
電  源:エリア設定機[AC100V、もしくは専用バッテリーボックス]
      安全帯タグ[コイン電池(CR2032)]

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