作業者接近検知システム「Wアラート」

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建設業向け「NETIS」登録

NETISとは、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)のことで、国土交通省が運営する「新技術活用」を目的としたデータベースシステムです。

このシステムに登録された新技術を公共事業等に使うことにより、新技術導入検討の効率化や導入に伴うリスクの低減を図る事が出来ます。

製造の現場で使用している当社の作業者接近検知システムを、建設現場でもご活用いただけるようNETISへ登録いたしました。

技術名称 建設業者向け作業者接近検知システム
登録番号 QS-150004-VE
商品概要 検知機を搭載した建設機械に、ICタグを装着した作業者が全方位で任意の距離以上近づくと、運転・作業者の双方に接近(危険)を警告するシステムである。なお、建設機械間の接近を警告することも可能である。
登録日 2015/5/25
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車両と人の「危ない!」を検知し警報を鳴らします。磁界と電波の技術で、「タグを持つ人」と「検知機を付けた車両」が接近すると警報し、接触事故のリスクを低減するシステムです。

主なシステム特徴
  • 磁界センサで全方位360°検知
  • 検知距離は切替ダイヤルで設定可能
  • 2段階警報機能を標準搭載
  • 特定小電力無線局を使用し、検知距離が安定
  • 建設業界向けにも実績多数(NETIS登録品有り)

特徵

360°全方位検知

360°検知できるため、検知範囲に死角はありません。検知距離は、切替ダイヤルで6段階の距離の設定が出来ます。

  • 8m版:3,4,5,6,7,8m 
  • 12m版:3,4,6,8,10,12m

※磁界はラクビーボール状

壁に隠れている作業者も検知

磁界を使って検知エリアを作っているので、壁等、障害物の向こう側の作業者を発見して警報を鳴らします。

危険エリアに接近したら検知

検知機を人と車両の動線が交わるような場所に置き、車両に車両タグをつけることで、車両が接近すれば警報を鳴らします。この場合、人はタグを持つ必要はありません。

※AC電源オプション有り

車両同士の接近も検知

検知機の付いた車両に、車両タグを付ける事で、車両同士が接近すれば警報を鳴らします。

2段階警報

検知距離によって「外側警報」「内側警報」の2段階に分け、それぞれ異なる音を出して警報を行う機能です。当社の特許技術を使用した機能です。

基本構成

システム機器構成

検知機

付属品:スピーカー1個、電波受信アンテナ1本、電源ケーブル(5m)1本

タグ(標準)

サイズ:40×67×12.3mm

質量:40g

※その他タグについては、お問い合わせください。

システム運用事例

車両×ヒト(作業者と重機の接近を検知)
車両×車両(重機同士の接近を検知)
車両×場所(危険エリアへの接近を検知)

製品ラインナップ

検知機

最大検知距離:8mタイプ、12mタイプ

電源:DC12/24V(エンジン車)、DC48V(バッテリー車)※別途AC電源オプション有り

防塵防水仕様:IP65相当

タグ
  • 標準タグ(従来比約半分の薄さ)
    ヘルメットへの装着、ポケットへの収納が可能。
  • 警報機能付タグ
    ブザー音、LEDランプ、バイブレーション警報機能付でポケットへの収納が可能。
  • 薄型警報機能付タグ(小型・薄型化)
    ブザー音警報機能付でヘルメットへの装着が可能。
  • 車両用タグ

車両に取り付け、車両同士の接近検知が可能。※仕様についてはお問い合わせください。

オプション品

タグ非検知エリア設定装置

タグを持ったまま車両を操作する場合、運転席を「非検知エリア」にする装置です。また、運転者待機場所等の安全エリアに設置すると、「非検知エリア」になります。

タグチェッカー

タグの電池残量を確認するための機器です。始業前等にタグの状態を確認できます。

LED表示灯

検知機にタグが接近したとき、スピーカーからの警報だけでなく、LEDが発光し警報します。

タグ所持検知装置

タグを付け忘れて現場に入ってしまうことを予防する装置です。現場に通じる出入口(必ず通る場所)に設置し、タグを持っていない人に注意を促します。

ロープ状接近警報装置

危険物や危険エリアの周囲に張り巡らせたロープに近づくと警報が鳴るシステムです。

ロープ状接近警報装置の特徴
  • 危険物や危険エリアの周囲に巻いたロープの磁界エリアにタグが入ると警報が鳴るシステム
  • 作業者が持つタグと検知機の両方から警報でお知らせ(検知には磁界を使用)
  • 作業者接近検知システムで使用するタグが利用でき、作業者接近検知システムと組み合わせで使用可能