大学1年生向けインターンシップを通して地域学生のキャリア形成を支援

2020.10.09

 吉川工業は北九州市立大学より要請をいただき、当社では初の大学1年生を対象としたインターンシップを5日間の日程で開催しました。インターンシップには同大学国際環境工学部の学生4名が参加し、ICTソリューション事業本部の「作業者接近検知システム」の警報タグ作成および警報音のプログラミングと、表面処理事業部のプラズマ溶射の溶射面分析の2種類のカリキュラムから、それぞれの専攻や興味のある分野に合わせて受講し、最終日に成果発表を行いました。
 参加した学生からは「リモート開催のインターンシップが多い中、製作体験などの実技が行えて有意義だった」「大学で学んだ内容を用いたプログラミング体験ができ、今後の大学生活の励みになった」と好評でした。
 学生の成果発表を聴講された、北九州市立大学のインターンシップ担当者は「インターンシップを通して、自身の専攻している分野はどのような仕事に繋がっているのかを知り、今後の進路について考えるきっかけにしてほしい。また、それにより目標を持って学問に励み、より良い大学生活を過ごしてもらいたい」と学生へ期待を寄せました。
 従来のインターンシップのイメージと異なり、近年は大学1年生や2年生の時期から積極的にインターンシップに参加する学生が増えています。当社も地域の皆様に支えていただいている企業として、地域学生のキャリア形成の一助となれるよう、今後も積極的に教育機関との連携を深め、地域社会へ貢献してまいります。