ニュース
日本製鉄九州製鉄所八幡ラグビー部 2024年度トップキュウシュウリーグ優勝 1980年西日本社会人リーグ以来の地域リーグ制覇
2024.12.07
厳しい日差しの開幕戦から、しばらくは夏の余韻が残っていましたが、ほんの短い秋が過ぎ、リーグ戦・順位決定戦とシーズンの深まりとともに寒さ厳しい季節がやって来ました。
日本製鉄九州八幡ラグビー部はリーグ戦の3連勝によって、カンファレンスAを1位で通過し、われわれYAWATAファンに「今シーズンの優勝は間違いない」と確信させる程の充実ぶりでした。
11月24日、順位決定戦の初戦は、カンファレンスB 2位のFFGブルーグルパーズと対戦し、終盤になって猛攻を受けるまさかの展開が待っていました。同点まで追いつかれましたが、粘り強いディフェンスで逆転を許さず、トライ数による勝利で、優勝決定戦進出を決めました。応援席の誰もが手に汗握っていたに違いありません。
12月7日、福岡市東区香椎浜のJAPAN BASEで優勝決定戦が開催されました。勝ち上がってきたのは、カンファレンスB 1位の安川電機BLUE BLAZEを破った、JR九州サンダース。リーグ戦では僅差の勝利を収めていますが、実力が伯仲したライバルチームであり、観客席に詰めかけたファンは、厳しい戦いを覚悟していたはずです。
当社の西川選手(№8)、今泉選手(スタンドオフ)、伊藤選手(左ウイング)が先発に名を連ね、初冬の柔らかい日差しの中、JR九州のキックオフで試合が始まりました。
開始早々、JR九州にペナルティーゴールで先制されますが、八幡ラグビー部がラインアウトからモールで押し込み、西川選手がトライを決め、逆転に成功しました。途中、1点差に迫られる場面もありましたが、前半を19対11とリードして終了。
後半、西川選手のトライから試合が動き出し、両チームが一進一退の攻防を続けました。終盤のJR九州の攻撃には圧倒されましたが、八幡ラグビー部が終始安定して試合をコントロールし、今シーズンのベストゲームだと感じました。
ノーサイドの笛が鳴り、31対18で八幡ラグビー部が快勝しました。地域リーグでの優勝は、1980年の西日本社会人リーグ時代に遡り、45年振りの歴史的勝利とのことです
この勝利により、3地域社会人リーグ順位決定戦、トップウエストリーグ2位のダイガスストラガーズ(大阪ガス)との対戦が決定しました。会場は、今回と同じJAPAN BASEで、12月22日13時の開始予定です。より多くの皆さんが、会場に足を運び、迫力ある試合を観戦し、応援いただければ幸いです。