日鉄ステンレス硬式野球部 武藤投手がJFE西日本の補強選手へ

2024.06.17

関連キーワード
#スポーツ  #野球  #アスリート

 都市対抗野球中国二次予選に臨んだ日鉄ステンレス硬式野球部は敗者復活3回戦で敗退しましたが、当社所属選手が在籍する、君津市の日本製鉄かずさマジックと、姫路市の日本製鉄瀬戸内硬式野球部が都市対抗出場を決めました。かずさマジックの山崎亨捕手(君津支店)、瀬戸内硬式野球部の伊藤銀二投手(広畑支店)の活躍に期待しています。

 また、都市対抗出場チームは本大会出場を逃したチームから3名までを補強選手として獲得できますが、6月17日に日本野球連盟の発表があり、中国地区代表のJR西日本とJFE西日本は、日鉄ステンレス硬式野球部からそれぞれ2名ずつの補強選手を獲得しました。6名の補強選手枠のうち4名を日鉄ステンレスの選手が占め、今季の戦力の充実ぶりを物語っています。

 JR西日本 : 江原 雅裕投手(日鉄物産)、國分 大成外野手(日鉄ステンレス)  
 JFE西日本 : 武藤 祐介投手(吉川工業)、甲斐 悠大外野手(大洋興業)

 JFE西日本から指名された武藤投手は延岡学園高校出身の2年目です。昨年は公式戦出場の実績がなく、悔しい思いがあったはずですが、筋トレで地道に体を鍛えるなど自慢のストレートに磨きをかけ、投球の幅を広げるため変化球の精度を追求してきました。そのような努力が実を結び、公式戦デビュー後は安定した投球を継続し、エース森投手に次ぐ二番手としての地位を確立しつつあります。
 JABA徳山大会では優勝に貢献して最高殊勲選手に選ばれ、その後のJABA九州大会でも好投を見せてくれました。中国地区二次予選では、指名を受けたJFE西日本戦に登板しました。本来は三振がとれる投手ですが、その日は三振がほとんど奪えず、5安打・4四球と苦しい内容ながらも、粘りのピッチングで7回を1失点でしのぎ切ったことが評価されたのかもしれません。
 出場の機会を得て全国デビューを果たし、東京ドームで活躍することを願ってやみません。