作業者を守るRFID安全製品ブランド「YKC Amulet」誕生

2022.10.03

 吉川工業は、ICTソリューション事業で展開するアクティブRFIDタグを活用した安全製品群ブランド「YKC(ヨシカワ) Amulet(アミュレット)」を立ち上げます。
 本ブランドは、“現場の作業者を守る”とする事業使命から銘打ち、当社名を表わす「YKC」とお守りの意味を持つ英単語「Amulet」を組み合わせています。また、主力製品の個別製品名も新たに命名し、
重機と作業者の接近を検知し、双方に警報する作業者接近検知システムを「W(ダブル)アラート」、高所作業時に安全帯フック未使用を警告する安全帯フック着脱確認システムを「ハーネスアラート」とします。
 当社は安全製品のブランドを確立し、技術の認知を向上させることで、労働安全の推進に貢献します。

※アクティブRFIDタグ: 電池を内蔵して電波を発する機能を持つ、長距離通信向けの無線通機。

■現場の作業者の安全を心から願う ~気持ちを届けるブランド~  

 当社は、経営理念の一つに「安全」を掲げ、102年の歴史を持つ祖業の製鉄現場の作業に携わる鉄鋼事業をはじめ、いかなる環境においても、安全な職場づくりに取り組み続けてきました。
 1999年より“現場の作業者を守る”技術で未来をつくる事業として、RFIDやICT、AIといった最先端の技術を活用した安全システムの開発・販売を行ってきました。事業開始から13年が経過し、安全システムを通じて、作業者の労働災害防止に寄与してきた実績を踏まえ、当社は今後も顧客企業とともに
「作業者の安全を願う気持ちを現場に届けたい」という想いから、アクティブRFIDタグを活用した安全製品ブランド「YKC Amulet」を立ち上げます。

■YKC Amuletについて

 

コンセプト
 現場の作業者が所持するアクティブタグを「Amulet(お守り)」に喩え、「作業者の身を守る」・「作業者の安全を心から願う」といった作業者に寄り添うことで安全を実現したいという想いを込め、現場で
働く方々の安全と健康を守ってまいります。

ロゴマークのデザインについて 
 アクティブタグを模した四角形のなかに、YKCの「Y」とAmuletの「A」をかたどり、首掛けのお守りも彷彿させるデザイン。また、細部では検知エリアを表す円形に、検知対象(三角形)が検知エリアに入っていく様子から使用シーンを表現しています。

■作業者接近検知システム「Wアラート」について

 

ロゴマークのデザインについて
 アクティブタグを模した四角形の中に、製品特性となる検知・警報が機能する「重機と作業者の接近を検知するエリア」と「二段階警報エリア」を二重円弧で表し、検知エリア侵入後に警報で危険を報せるシーンを表現したデザイン。

コンセプト
 本システムは2013年に開発した重機と作業者との衝突事故の防止を目的とする主力製品。製品
特性「重機と人の接近を双方への警報」および2019年に弊社特許技術を使用し、開発した「検知距離に応じた二段階警報」を連想しやすい「Wアラート」を製品名として採用しました。

■安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」について

 

ロゴマークのデザインについて
 アクティブタグを模した四角形の中に、「命綱」を表した白色ラインを描き、安全帯フックが命綱に掛けられていない危険な状況を、警報で報せるシーンを表現したデザイン。

コンセプト
 2022年3月に発売した業界初の市販のフルハーネスに取付可能な新製品。製品特性の「高所作業時に着用義務であるフルハーネスのフックの未使用の警告」を連想しやすい「ハーネスアラート」を製品名として採用しました。

■今後のスケジュール

10月19日から21日まで開催される「緑十字展2022」(処:マリンメッセ福岡)、10月26日から28日まで開催される「Japan IT Week秋」(処:幕張メッセ)にて、YKC Amuletシリーズとして作業者接近検知システム「Wアラート」と安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」を出展します。

 

【製品ページ】
作業者接近検知システム「Wアラート」
安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」

 

【製品に関する問い合わせ】
ICTソリューション事業部 営業室
住所:福岡県北九州市八幡東区尾倉2-1-2
TEL:093-671-8660
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