技術(化学)系

勤続4年
九州工業大学 大学院工学府 物質工学専攻 応用科学コース卒

めっき技術で製品の価値を高める

私が所属する表面処理・保全事業部 めっき工場では、電気を用いて材料表面に薄い金属皮膜を被覆し、製品に機能性を付与する電気めっきを行っています。現在は、生産管理業務を担当し、各案件の納期管理や進捗フォロー、工場内のトラブル対応・原因究明など、幅広い業務に携わっています。最適な生産計画を立てることで、安定した品質を保ち、お客様の期待に応えられることが、この仕事のやりがいです。

挑戦を通じて成長する

従来とは仕様が異なる製品の生産計画を立て、自ら考えた工程でお客様の要望を満たす製品が完成したとき、大きな達成感を感じます。一方で、試行錯誤が足りずに失敗することもあります。しかし、その失敗から得た経験が、自分の成長につながると実感しています。何事も挑戦し続けることで、知識の幅が広がり、より良いものを生み出せるようになっていくと考えています。

めっき工場の品質安定化を目指して

製造現場では、不良品の発生が大きな課題の一つです。めっき工場においても、不良品が出ることがあり、その多くが技術的な課題に起因しています。今後は、原因分析から対策立案、検討を重ね、品質の安定化を図ることが目標です。その過程で、めっき技術の知見を深め、工場を牽引できる存在になりたいと考えています。常に新たな知識を吸収し、現場の改善に貢献できる技術者を目指します。

※勤続年数は取材当時のものです。