水晶・SAWデバイス用リッドの累計出荷数600億個を突破

2020.07.31

 吉川工業では、スマートフォンをはじめ、自動車や航空機・宇宙産業など、あらゆる産業機器の通信モジュールに搭載される「水晶・SAWデバイス用リッド」の累計出荷数が2019年度に600億個を突破しました。
 この製品は、1989年に世界初の段付きリッドのプレス量産化に成功して以来、当社の吉川ハイプレシジョン君津工場を主力工場として生産しており、ラインアップの拡充を図りながら、社内に専用めっきラインを設けるなど、リッドのリーディングカンパニーとして世界中のお客様からご愛顧いただいてまいりました。

世界シェアNo.1の当社リッドの特徴は
 ○グローバル顧客85%との取引実績(対水晶デバイスメーカー、当社調べ)
 ○世界に認められた品質と高い信頼性
 ○人の命を守る車載用エアバッグセンサなどでの採用実績

 プレスからめっき、最終検査まで、管理の行き届いた社内一貫生産体制の下で、お客様のご要求にきめ細かく対応可能なことに加え、今までにない極小サイズの加工技術の開発など、これからもお客様のニーズを先取りした生産体制の構築を進めてまいります。
 製造責任者は「これからも世界の人々の暮らしのお役にたてる製品をお届けしたい。2025年度には累計出荷個数1,000億個を達成予定です」と熱く語りました。