「Wアラートプラスアイ」発売、AIカメラとICタグで作業者の安全を徹底サポート

2024.09.05

吉川工業は、車両や重機と作業者の接近を検知し警報を発する作業者接近検知システム「Wアラートプラスアイ」を9月18日に発売します。当該製品は、磁界方式による接近検知とAIカメラによる人物検知を融合させ、ICタグ(以下、タグ)を持たない作業者の接近も検知する機能を搭載。死角が検出可能なタグを持つ作業者に加え、タグを持たない作業者まで検知でき、検知対象を大幅に拡大して警報を発することができます。これにより工場や物流倉庫などの作業環境でさらなる安全性を提供します。特に、不特定多数の作業者が出入りする作業現場での事故予防効果を一層高めます。

<メディア掲載情報>

<Wアラートシリーズについて>
当社は2007年以降、磁界とタグを用いた検知技術(RFID)の開発を行い、2014年に製鉄所やプラント、建設現場向けに重機と作業者の接近を警告する作業者接近検知システムの販売・レンタルを開始し、業界屈指の累計8,000台以上を提供しています。同システムは、壁や柱などの死角に干渉されず、全方位で複数のタグを検出可能で、過酷な屋外利用の需要に応える耐水性や耐振動性を実現。2022年にはリアルタイムでの稼働状況把握や安全リスクを抽出し改善につなげるIoT対応のシステムを発売。このたび、タグを持たない作業者を検知するAIカメラを発売することで、作業者の安全をさらに徹底サポートします。

<Wアラートプラスアイの特長>
①AI人物検知を後付けでき、ICタグ検知との併用で検知シーンが拡充

既存のタグによる車両周辺の「360度検知」や「物陰検知」で接近距離ごとに警報する高機能なアラート性能に、AIカメラでタグを持たない人の車両への接近も検知可能です。AIカメラで人の接近を検知すると車両に搭載したスピーカーから警報を発します。

②AIカメラによる高精度人物検知で「人」だけを警報
車両後方に設置したAIカメラが広範囲(水平方向160度、奥行10m)を撮影し、車両に接近する人のみをAIの画像認識技術で検知。

③警報エリアは簡単に設定可能
AIカメラの警報エリア設定は、パソコンや専用ソフトが不要で、AIカメラを手軽に使いこなせるシステム設計。カメラモニターを見ながらボタン操作で警告エリアを設定。

【製品情報】
【製品に関する問い合わせ】
ICTソリューション事業部  企画・営業室 アラート機器営業Gr.
住所:福岡県北九州市八幡東区尾倉2-1-2
TEL:093-671-8660
メールアドレス:w-alert@ykc.co.jp