独自技術のAIを活用した安全監視や人と車両の接触事故を防ぐシステムが、九電グループ「安全みらい館」に導入されました。

2023.04.20

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YouTube:福岡・佐賀 KBC NEWS ※再⽣43 秒後にAI 不安全⾏動検知システムが紹介されます

九州電力㈱は、九電グループの安全意識向上と安全な職場環境の維持に力を入れており、安全教育施設「安全みらい館」を開設されました。このたび、同施設の安全教育教材として、吉川工業のAI不安全行動検知システムと作業者接近検知システム「Wアラート」の2つの製品が導入されました。

AI不安全行動検知システムは、「⼈」や「⼿」など対象物をAI に学習させ、あらかじめ設定した進⼊禁⽌エリアへの対象物の侵⼊を、カメラ映像を通じてリアルタイムに検知し、警報を⾏います。
例えば、高電圧設備周辺の立ち入り禁止エリアに設置した場合は、作業員が禁止エリアに進⼊すると瞬時に検知し、パトランプと音で警告することもできます。特に、安全柵やエリアセンサーの設置が困難な場所における有効な安全対策として期待されている最先端のシステムです。

作業者接近検知システム「Wアラート」は、フォークリフトや重機など車両と人の「危ない!」を検知し警報を鳴らします。磁界と電波の技術で、「タグを持つ人」と「検知機を付けた車両」が接近すると振動や音で警報し、接触事故のリスクを低減するシステムです。
これにより、作業中における事故や労働災害を未然に防ぐことができ、作業者の安全性の向上や作業の効率化も実現します。

吉川工業は、最新技術を採用した両製品をはじめその他システムの提供により、さまざまな作業現場で安全をより一層確保する取り組みを継続していきます。

【製品情報】

作業者接近検知システム「Wアラート」

【製品に関する問い合わせ】
ICTソリューション事業部 営業室
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