北九州市社協主催の「腕自慢ボランティア」養成講座を開催しました

2021.07.31

 吉川工業では7月31日、社会福祉法人 北九州市社会福祉協議会(以下、北九州市社協)が主催する「『腕自慢ボランティア』養成講座」を開催しました。
 「腕自慢ボランティア」とは、「腕自慢おまかせサービス」を行うボランティアの方々のことで、高齢者や体の不自由な方が日常生活において自力で対応することが難しい小さな困り事(家具の移動や簡単な家屋内での修理など)への手助けを行っています。
 ※腕自慢おまかせサービスのHPはこちら

 北九州市社協では現在この「腕自慢ボランティア」の普及活動を推進しており、北九州市社協の運営委員で長年「腕自慢ボランティア」の活動にも携わってきた当社社員のご縁でこの度、吉川工業本社での「腕自慢ボランティア養成講座」の開催が実現しました。
 当日は、地域住民や近隣企業の方々を始め30名、そのうち当社からも7名の社員が参加し、ボランティアの基礎知識から事例を交えながらの活動紹介などが行われました。また、講座のカリキュラムの一つとして、当社社員が代表を務めるボランティア団体の活動についての講演も行われました。受講を終えた参加者は、「『相互扶助を実践できる』と思えた内容でした。その一歩目を踏み出すきっかけとして講座を受けてよかったと思います」と、今後の活動に前向きな様子でした。

【主催者のコメント】
 腕自慢おまかせサービスの普及活動については、今回講座を行った八幡東区を皮切りに「『腕自慢ボランティア』養成講座」の場を他区でも設け、北九州市全域に広めていきたいと思います。将来的には、スキルアップに向けた研修も開催し、より多くのニーズにお応えできる活動とすることが目標です。
 また現在は、会社の仲間と気軽にボランティア活動に参加していただけるよう、企業に対してボランティア活動を知っていただく取り組みに力を入れています。今回吉川工業様にご協力いただいたような講座の開催だけでなく、広報紙での事例紹介や、各企業の得意分野とニーズのマッチングを行っています。地域に根差した企業に対しては、特に積極的に働きかけ、地域と企業の連携をより深め、相互扶助の関係を築いていけるように取り組んでいます。
 ※北九州市社会福祉協議会のHPはこちら

 吉川工業ではこれからも、地域や公共団体と連携し、社会貢献に努めてまいります。